キッチンの中でも、掃除が億劫になる場所のひとつが「換気扇」ではないでしょうか。
- ベタベタした油汚れが落ちない
- 高いところにあって面倒くさい
- そもそも何年も放置している…
そんな声をよく聞きます。
でも実は、ちょっとした工夫と習慣で、換気扇の掃除はグッとラクになるんです!
今回は、毎日忙しい主婦の筆者が実践している「換気扇掃除のコツ」と「汚れをためない予防法」を詳しくご紹介します。
そもそも換気扇って、どれくらいの頻度で掃除すべき?
理想は3か月に1回程度。
でも現実的には半年〜1年放置してしまっている家庭が多いと思います。
ただし、放置すればするほど油汚れが固まり、掃除が大変になります。
「汚れてから」ではなく、「汚れないうちに掃除する」ことで、
時間も手間も大幅にカットできるのです。
換気扇掃除を楽にするポイント3つ
① フィルターは“使い捨てタイプ”を導入!
レンジフードの金属フィルターに直接汚れがつくと、洗うのが本当に大変です。
そこでおすすめなのが、使い捨ての不織布タイプのフィルター。
ホームセンターや100円ショップで手に入ります。マグネット式や両面テープで貼るタイプなど種類も豊富。
汚れてきたら取り替えるだけでOKなので、金属部分をゴシゴシ洗う必要がありません。
② 換気扇ファンの油汚れは「つけ置き」が基本!
ファン(シロッコファンなど)の掃除は、つけ置きが効果的です。以下が簡単な手順。
【用意するもの】
- 大きめのビニール袋 or 洗面器
- 重曹(またはセスキ炭酸ソーダ):大さじ3
- お湯(40〜50℃):3L程度
- ゴム手袋、古歯ブラシ
【手順】
- ファンを取り外す(機種によっては簡単に外れます)
- 重曹を溶かしたお湯に1〜2時間つける
- 古歯ブラシで汚れをこすり落とす
- よくすすいで乾かす
※重曹より油汚れに強い「セスキ炭酸ソーダ」もおすすめです。
③ 月1の“軽い掃除”をルーティン化する
年1回の大掃除ではなく、「月1回、軽く掃除する」ことで汚れをためずに済みます。
例えば、夕飯の片付けのついでに…
- フィルターの表面を濡れ布巾で拭く
- フィルターカバーの交換日をカレンダーにメモする
- 換気扇の周りの壁だけでも拭き掃除する
など、3分で終わる掃除を取り入れてみてください。
実際にやってよかった!主婦の「換気扇掃除アイデア」
● 100円ショップグッズが大活躍!
- レンジフードフィルターカバー:1〜2か月ごとに交換
- メラミンスポンジ:軽い汚れ落としに
- ビニール手袋+輪ゴム:油落とし用の手袋にすると手がベタベタしない
- 新聞紙やラップ:つけ置き時の下敷きや汚れ防止に便利
お金をかけずに、掃除道具はほぼ100均で揃えられます。
● 換気扇の周りに「汚れ防止シート」を貼る
コンロ周りの壁や換気扇下には、油汚れ防止シートを貼ると掃除が超ラクに。
はがして捨てるだけなので、サッとリセットできます。デザイン入りでキッチンが明るくなるタイプも。
そもそもなぜ油がこびりつくの?
油汚れの正体は「酸化した油とホコリのミックス」。
キッチンの空気中には、目に見えない油の粒が飛んでいて、それが換気扇のフィルターやファンにくっつき、空気中のホコリと混ざってこびりついていきます。
つまり、掃除を先延ばしするほど、ガチガチの油汚れになるというわけです。
忙しい人こそ、定期掃除と予防がカギ!
「換気扇の掃除=年末の大仕事」と思い込まずに、
- 汚れないように予防する
- 月1回の軽掃除を習慣にする
- 取り外しやすい・洗いやすいグッズを使う
この3つを意識するだけで、面倒な換気扇掃除がとてもラクになります。
まとめ
換気扇掃除は「やらなきゃ…」と思うだけで気が重くなりがちですが、
今回ご紹介した方法を実践すれば、頑固な汚れと格闘しなくても済みます!
- 使い捨てフィルターで汚れをブロック
- ファンは重曹水でラクラクつけ置き
- 月1の簡単掃除で大掃除不要に!
キレイな換気扇は空気も気分もスッキリしますよ♪
ぜひ、今日から始めてみてくださいね。
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