冬が近づくと、暖房やお湯の使用でガス代が膨らみがち。少しの工夫で「月1,000円」も節約できれば、年間で1万2,000円の家計改善につながります。今回は、プロの主婦も実践している**“ガス代を賢く下げる5つのコツ”**をご紹介。今日から取り入れて、無理なく節約しましょう!
1. 鍋やフライパンには「蓋」を必ず活用
● 火力を落としても沸騰・加熱時間を短縮
鍋調理やお湯を沸かす際、蓋をしないと熱が外に逃げてロスに。
蓋をすると、沸点に達するまでの時間が約20~30%短縮され、ガス消費を大幅にカットできます。
- ポイント:最初は強火で一気に沸かし、蓋が可動したら中火以下に落としてOK
- 期待節約効果:月200~300円減
2. まとめて加熱調理で「ついで使い」
● コンロの着火回数を減らす
一品ずつ調理すると、そのたびに着火して消火するため効率が悪いです。
同じく火を使う料理をまとめる(下茹で→煮込み→焼き)のがコツ。
- 例:大根の下茹でついでにスープを作る/グリル野菜と魚を同時に
- 期待節約効果:月150~250円減
3. 保温調理・余熱利用でガス時間を短縮
● お湯や火を止めた後も「余熱」で調理を続行
ご飯やスープは、茹で上がったら火を切り、余熱で仕上げる “保温調理” が有効。
- 炊飯ジャーがない場合:鍋で沸かしたご飯を火から下ろし、厚手の布巾で包んで蒸らす
- 煮込み料理:沸騰後10分煮たら火を消し、鍋に蓋をして30分放置
- 期待節約効果:月200~300円減
4. 小鍋は小さめを使い、お湯は必要量だけ
● 無駄なガスと水の使用を防ぐ
大きい鍋に少量のお湯を沸かすと、底面が大きく、加熱に時間とガスを要します。
お湯は使う分だけ、容量に合わせた鍋やヤカンを使うのが基本。
- 沸かす目安:カップ1杯分ならティーポット、2~3人分なら中型鍋
- 期待節約効果:月100~200円減
5. 定期的なコンロ&配管メンテナンスで効率アップ
● 清掃とプロ点検で燃焼効率を維持
コンロのバーナーキャップの目詰まりや、配管のガス漏れは燃焼効率を下げ、余分にガスを使う原因になります。
- 毎月:バーナーキャップを外して歯ブラシで掃除
- 半年に1回:ガス会社の無料点検を依頼し、器具の不調を解消
- 期待節約効果:月150~200円減
【まとめ】月1,000円節約プラン
コツ | 想定節約額(月) |
---|---|
1. 鍋には蓋を活用 | 200~300円 |
2. まとめ調理で着火回数減 | 150~250円 |
3. 余熱・保温調理 | 200~300円 |
4. 小鍋を使い必要量だけ沸かす | 100~200円 |
5. 定期メンテで効率維持 | 150~200円 |
合計 | 800~1,250円 |
これらのコツを組み合わせると、月1,000円以上の節約は十分に可能です。
無理なく続けられるポイントばかりなので、日々の料理習慣に取り入れてみてくださいね。
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